千葉県南房総館山市にある曹洞宗のお寺です。水子供養・永代供養・ご祈祷などのお申し込みは当山まで。坐禅体験もあり。

曹洞宗 正木山西光寺

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駆け込み寺

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駆け込み寺ご相談内容掲載ページ

平成19年9月2日 新潟県 30代女性からのご相談

はじめまして。
こちらのホームページを拝見して、大変心に響くものがありました。
私のような救いを求める人間に対し、こうして手をさしのべる活動をして頂いている事に心から感謝します。ありがとうございます。
過去のご相談のお返事など読ませていただきましたが、涙がこみあげるものがありました。

先日、瀬戸内寂聴さんの本を読みまして、ざんげをしたら仏様は必ず許してくださる、との言葉に勇気と感謝の気持ちがこみあげました。
と同時にどこでざんげをすれば良いのだろう?と疑問に思い、色々なお寺のホームページを探しまわりました。

私は、過去犯した過ちを償い出直していきたいと思っています。
毎朝手を合わせ、心で謝罪を申し上げていますが、これがざんげに当たるのか疑問で、どうすれば過去の過ちを償う事が出来るのか教えて頂きたく、ずっと疑問に思っていたところ、こちらのページを見付けまして、何かお言葉を頂けるのでは?と思いメールさせていただいてます。

過去の過ちというのが、ホントに申し上げるのが恥ずかしいのですが、私は若い頃(10代〜20代なかば)随分年上の男性にばかり魅力を感じ好きになっていました。

-------------------(一部省略)-------------------

私自身も困難続きな状態が続き、このような事態に陥り、はじめて過去の罰が当たったのだと思うようになりました。
仏様になられた方が、仕返しをするなどとは思っていません。
きっと、本気で反省をすれば、気持ちは届いているのではないか?と思う事もあります。
ただ、やはり、人を苦しめたら自分にも返ってくるものだと思いました。

むしが良すぎるかも知れませんが、わが身に起きてからはじめて気付きました。
そこから、冷静に色んな事を考えるようになり(今更遅いかもしれませんが)ここ1年前から、自分の犯した罪の重みを感じ、本気で反省するようになりました。

もう2度と同じ過ちは犯さない事、これからは償いの意味を込め人の為に役にたてるような生き方をしたいと心に誓っています。
より強く反省が伝わるような毎日の行いなど、何かあれば教えて下さい。
自分がしでかした事ですが、毎日いてもたっても居られない気持ちで、どうこの気持ちを整理したら良いかも分からない毎日なのです。

西光寺住職です

あなたのメールを何度も読ませていただきました。
今のあなたは十分反省しています。
そしてあとは懺悔(仏教では「さんげ」と濁らずに読みます)が十分かということですね。
あなたの反省の気持ちが晴れないのは懺悔の仕方と意味が分かっていないからだと思います。

仏教の懺悔の意味は、特に何か特に悪いことをした時はもちろんですが、それだけの意味ではありません。
人は意図的であれ無意識であれ罪を犯す存在なのです。
イヤ罪を犯さずには生きていけない存在なのです。
人は生きているだけで他の存在からどれだけの恩恵を受けているでしょう。
また同時に他人のみならず環境やあらゆる存在に迷惑をかけているのが実態なのです。

たとえば食事をとるにしても他の命を戴きながら、さらに環境に迷惑えを与えたり壊したりしながら自分の命を養っているのです。
お金の問題ではないのです。
自分の命や健康はすべて一切衆生の恩恵に預かっていると捉えるのです。
だからこそ仏さまに感謝はもちろんのこと、同時に懺悔の祈りこそ必要のです。

朝夕に仏様に感謝と懺悔こそ本当の祈りであり供養なのです。
感謝と懺悔で迷いや邪悪な心から護られるのです。
無事息災な人こそ懺悔をしているのです。

悪人と善人の違いはただひとつ感謝と懺悔のこころが有るか無いかです。
見てください。悪いことをする人は絶対に感謝も懺悔もしていませんから。
するのはせいぜい次は失敗しないように、警察につかまらないように「反省」しているだけです。

反省と懺悔はまったく違います。
ほんとうの懺悔とはほとけさまを心から信頼し心を開きすべてを打ち明け謝るのです。
その時点に至ってはじめて仏様は一切の過ちを許してくれるのです。

そして結果はすべてほとけさまにお任せするのです。
仏様は言葉では語ってくれません。
あなたのこころとなってあなた自身となって次の行動に現れるのです。

そのときからあなたはもう孤独な一人ではありません。
いつでも仏様と行動していることになるのです。
もう悪いことはできません。
その次元に至って懺悔のほんとうの意味と目的が完成するのです。

「自分がしでかした事で毎日いてもたっても居られない気持ち」は懺悔することで必ずなくなります。
さいごに「懺悔文」をご紹介します。
仏様に朝と夕(寝る前とか)にこころからお唱えしてください。
心とかたちが大事です。できましたら毎回しばらく21遍お唱えください。こころと体が楽になってきます。

「我昔所造諸悪業、皆由無始貪瞋痴、従身口意之所生、一切我今皆懺悔」
(がしゃくしょぞう、しょあくごう、かいゆうむし、とんじんち、じゅうしんくいし、しょしょう、いっさいがこんかいさんげ)

合掌

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