千葉県南房総館山市にある曹洞宗のお寺です。水子供養・永代供養・ご祈祷などのお申し込みは当山まで。坐禅体験もあり。

曹洞宗 正木山西光寺

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駆け込み寺

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平成27年6月15日 女性からのご相談

相談の場所をありがとうございます。
長男21歳の引きこもりの相談です。
2年前に専門学校を突然やめ、ゲーム、パソコンの毎日です。
去年夏、オンラインゲームで17万の請求。
先月10万です。使用許可してません。
静かに話しをしたいのですが会話できません。

西光寺住職です

21歳にして引きこもり、ゲームやパソコンの付けが月々10万円以上とか、親として耐えられませんね。
何事もそうですが、物事には必ず原因があります。病気も原因を明らかにしなければ正しい治療はできません。
対症療法だけではだめです。

では、なぜ近来こんなにも引きこもりが多くなってしまったのでしょうか。
体は健康なのに、心が病んでいるということですが、これは先進国にしかない現象かもしれません。
多分貧しい国にはほとんどそんな病気は無いと思いますよ。
何故でしょうか。

話が長くなって済みませんが、ここからは持論です。
当山のホームページの「法話」のなかで、今「病気」をテーマにしていますが、例えば、「アレルギー」は、人が「キレイすぎる社会」に育った結果本来の免疫力が必要とされなくなったことが原因だととわかってきました。

引きこもりも「心の病」である以上、それと同じことが考えられないでしょうか。
つまり、幼児期に「過保護」、あるいは「不自然な環境」の中で心が社会に適用する力、つまり「心の免疫力」が身に着かなかったという推論です。
アレルギーは1960年代より急増してきました。
引きこもりも丁度同じ年代から発生してきた「病」だとするとあながち偶然とは言えないかもしれません。

アレルギーの原因が幼児期に自然の中で育てられなかったことで、本来の免疫力が身に着くことができなかったように、引きこもりも多分同じように、様々な社会環境のなかで揉まれてこなかったことで、人間性と社会性が育まれなかったのではないでしょうか。
心が幼児だから外に出るのが怖いのです。
そのまま家の中で親の傍にいることで安心できてしまうのです。

つまり心が幼児期のままで親離れできていないのです。
核家族化、少子化により子どもはより「甘えられ社会」に「隔離」され、結果社会的免疫力を失ってしまったと考えられるのです。
「法話」のなかで何度も述べているよに、「人間も自然の一部である以上、自然の摂理に則った生き方こそ大事」なのです。

アレルギーの人が、自分がなぜアレルギーになったのか分からないのと同じように、引きこもりもなぜ自分がそうなったのか分からないのです。
どんな病も自ら好んで病気になる人なんていません。
本人こそ誰よりもこのままで良いとは思っていない筈です。
ですから、本人に責任をすべてぶつけるのは間違いです。
本人は今必死に自分自身と闘っているのですから。
そのことを念頭におき、家族は本人に向き合うことが必要だと思います。

では、実際問題これからどうすればよいのでしょうか。
専門家でない拙僧には正直わかりません。
ただ持論で言えば、子供の頃に遡り過去に体験できなかった環境のなかに身を置いて社会性を取り戻すことです。
つまり子供の頃に失った社会性免疫力を取り戻すことだと思うのです。
正しい理論かどうかわかりませんので是非専門家に伺ってみてください。

以上まったくの持論ですみませんが、参考になればと思います。

合掌

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