千葉県南房総館山市にある曹洞宗のお寺です。水子供養・永代供養・ご祈祷などのお申し込みは当山まで。坐禅体験もあり。

曹洞宗 正木山西光寺

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駆け込み寺

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平成29年7月6日 女性からのご相談

30代女性です。
こんなことで相談いいでしょうか
中学1年の頃少しの間ですが同級生に言葉でからかったり容姿について陰口を言ったりしていたことがありました。

暴力はなかったですが、言葉の暴力だったと思います。
彼女は一時学校を休んでしまいました。
理由は学校には言わなかったみたいですが、私が原因だったと思います。
でも怖くて名乗り出ることができませんでした。

しばらくして彼女は再び登校を始め部活などもまた出るようになっていました。
そのあとは彼女に関わることなく謝りたかったですが、どうしても話しかける勇気がでずそのまま卒業してしまいました。

今でも思い出すと胸が苦しく、死にたいとさえ思うほど辛いです。
彼女はもっと辛かったはずと思うとさらに罪悪感でいっぱいになり涙が出ます。
今では謝る機会もなければ、彼女がいまどうしているのか知るすべもなく日々、このことを思い出して辛いです。

せめて彼女が幸せに生きていてくれたらとまた身勝手なことを思い、自分が嫌になります。
どうしたらいいのでしょうか。
わからないです。

西光寺住職です

返信遅くなりごめんなさい。 その後のお気持ちは変わりませんか。

あなたの中学生の時のいじめに対する後悔の気持ちがよく綴られています。
「彼女はもっと辛かったはずと思うとさらに罪悪感でいっぱいになり涙が出ます。」 あなたはほんとうは優しい人なのです。

今でもよくいじめの問題がニュースになりますが、拙僧はいつも、いじめた側の人のその後の気持ちはどうなのかと思っていましたが、中にはあなたのような人もいるんですね。
それが分かりました。

あなたはなぜそんなことをしたのか、その時はほんの子供心の「でき心」だったのだと思います。
大人になるにつれて、相手の気持ちが推し量れるようになったのではないでしょうか。

仏教では、本心から懺悔すれば許される、罪が軽減されると教えています。
今のあなたは心からの懺悔の気持ちで一杯であることがよくわかります。
神でも、仏でもでもいいですから、あなたの気持ちを素直に訴えみてください。
きっと気持ちは楽になると思います。

我昔所造諸悪業
皆由無始貧瞋痴
従身口意之所生
一切我今皆懺悔
がしゃくしょぞうしょあくごう
かいゆうむしとんじんち
じゅうしんくいししょしょう
いっさいがこんかいさんげ

これは「懺悔文」(さんげもん)という短いお経です。
これを唱えることで罪が軽減されると言われますから仏前で何べんでもお唱えしてみてください。

あと、もう一つの方法としては、小学校の名簿があれば、もしなければ、学校に行かれて、当時の住所を聞かれてみてはどうでしょうか。
個人情報だと言われるかもしれませんが、懐かし友人だとウソ(方便)でもいいから理由を述べれば話しが通るかもしれません。

勿論本人は引っ越したりして、あるいは嫁がれて不在かもしれませんが、もし関係者が見つかったら、その方に短い手紙でもいいので依頼されたら如何でしょうか。
あなたは匿名でもいいでしょう。
きっと相手は分かってくれると思います。

もしそれが実現できたらお互いに大きな感動と幸せが生まれることでしょう。
実現できなくても、やるだけやったという気持ちがあなたを救ってくれる筈です。

合掌

平成29年7月8日 ご相談者様からのご返信

お返事ありがとうございます。
先日過去のいじめについて相談に乗っていただいた者です。
お話を聞いていただけただけでも感謝していますのに、このような温かい言葉をかけていただき胸がいっぱいです。
気持ちはあれから変わっていません、というより、日々の忙しさでいっときは忘れていることもありますが、ふと1人の時間になるとやはり思い出して締めつけられるということを繰り返している状態です。これを何年も続けています。

あの時なぜあんなことをしてしまったか、おっしゃる通りほんの軽いでき心だったと思います。
だからこそ、相手の気持ちを考えて発言や行動をすべきで、軽い気持ちで傷つけることは決してあってはいけないと思います。

1人で苦しかった気持ちを聞いていただき、優しい人だと言っていただけたこと本当に嬉しかったです。
優しいかどうか自分ではわかりませんが、優しい人になれるよう気持ちを少しずつ変えていきたいです。
お手紙に関しては、相手の方がもしかしたら思い出したくない関わりたくないと思うのではと思い、怖くて出せなかったことがあります。
結局またそれから何年も経ってしまいました。

でもこのまま自分から何もしないでは変わらないと思うのでまずお教えいただいたお経を読むことを始めたいと思います。
このような相談を聞いていただけて心が少し軽くなりました。
このことはこの先もずっと忘れません。
本当に感謝申し上げます。
ありがとうございました。

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