お寺とは・・・
お寺とは「仏教」を布教する所です。
仏教の実践を「仏道」といいます。
その仏道の場であるので「道場」ともいいます。
昔、お釈迦様の時代、修行道場のことを特に「精舎」(しょうじゃ) と言いました。
竹林精舎や祇園精舎は有名です。精舎とは寺院のことです。
インドでは4月から7月にかけて雨季になります。
その時期は施設(道場)の中で修行することになります。
これを安居(あんご)といいます。
現在でも禅宗では修行のために本山や修行寺院に入ることを安居といいます。
坊さんが専門に修行するお寺にしろ、一般のお寺にしろ何れにしろすべてのお寺は一般民衆を対象にした布教の場、布教の「本部」なのです。
すべてのお寺の役割使命はすべての衆生教化の道場に外なりません。